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イタキスに再びどハマりし、タイトル通り小学生の作文以下の文章力で無謀にも二次小説を書いているチャレンジブログです。

桜草 45

2017/03/09
連載中 7
私、普段アプリ使って書いてるんですが、調子が悪く別な所で書いてるのでやり辛くて仕方ないです(ー ー;)
だからと言う訳ではありませんが今回短めになってます(;^_^A





喉が渇いて一階へ降りて行くとリビングに灯りが。ドアを開けると入江くんがまだビデオを観ていた。

「まだ観てたの?」

「ああ」

振り返らずに真剣に観ている入江くんに「あたし喉渇いたんだけど、入江くんは何か飲む?」と聞いたら「同じものでいい」と言われたので麦茶を入れてテーブルに置いた。飲んだら直ぐに部屋に戻るつもりだったけど、この時間まで観る程面白いのか気になりあたしも居座る事に決め腰を下ろした。

「ねえ、この赤いのは何レンジャー?」

「ペガサスレンジャー」

「そっちは?」

「イカロスレンジャー」

「名前負けしてる」

「そんなもんだよ」

「その悪そうなのは?」

「そっちは悪役のドムドムベーラ」

あたしの子供みたいな『コレ何?コレ何?』に付き合ってくれるから調子に乗って更に聞いてしまう。

「あれ?何でいきなりロボ出てきたの?」

「ピンチになるとみんなで力を合わせて的に合体する」

「ふーん。ロボって大体同じような顔だよね。男の子はこれがカッコいいと思うものなの?」

「一般的にそうなんじゃない?」

この戦隊モノっておじさんの会社がずっとタイアップしているハズなのに、一般論で返すの?って思ったけど、そう言えばこういう物に夢中になる年頃に女の子として育てられてたんだっけ…。でも、それはおばさんとの内緒の話だから掘り下げるのは止めた。

「あたしには分かんないな。子供の頃に夢中になったのって王子様とお姫様が出てくるような話だったし。こんなイカついロボじゃなくて白馬に乗った王子様に助けて欲しいもん」

「女の子と男の子は違ーー」

途中で言うのを止めて何やら考え込んでしまった入江くん。どうしたんだろ?と思ったけど、真剣な顔になったからもう尋ねることを止めて黙って観ることに集中した。



********



お使いを頼まれ上層フロアへ行った帰り、すっかり覚えてしまったゴッドレンジャーの歌を口ずさみながらエレベーターに乗り込んだ。

総務部のある階のボタンを押したら「あっ!スミマセン、乗ります」と声が飛んで来たので、「はーい」と返事をして‘開”ボタンを押した。…つもりだった。なのに女性が乗ろうとしているのに扉は閉じて行く。

「キャっ!」

ヤバイ、挟まると思ったら、スッと伸びてきた手によって扉の動きが止まり、ガタッと音がして戻って行った。その手の主はーー

「入江くん!」

「大丈夫ですか?」

先ずは挟まれそうになった女性を気遣う。

「…はい。大丈夫です。ありがとうございます」

「す、すいません!押し間違えました。ゴメンなさい」

「ったく。開と閉も分からないのかよ」と怒りながら入江くんも乗り込んだら、女性は「あの、飛び込みの私が悪いのですからお気になさらないで下さい」と庇ってくれた。よく見ると凄く綺麗な人。それに見た目だけじゃ無く、中身も美人だと見惚れてしまった。
そんなあたしに代わり、入江くんが「何階ですか?」と尋ねてくれ、「一階お願いします」と言われた通りボタンを押し、扉が閉まってエレベーターは動き出した。

「ほら、着いたぞ」

総務のフロアに着き入江くんがボタンを押していてくれる。

「あっ、うん」

とりあえず女性に会釈だけして降りると入江くんも後に続いた。

「デカイ声で歌ってるからあんなミスするんだよ」

「う、嘘⁈聞こえてたの?」

「あれだけの声で歌ってたら聞こえる。歌の前に仕事覚えろよ」

そう言って持っていた書類であたしの頭をポンと叩いて、スタスタと先に行ってしまった。




**********



今日もまたビデオを観ているが、隣には琴子も居る。俺は仕事でしょうがなく観ているのに、無関係のコイツまで一緒に観ている。こんなもん大人が観て面白いのか疑問だが観続けているという事は琴子的に面白いのだろうか。
最初の頃は、『これは何?あれは何?』と子供のように質問攻めだったが、観ている内に覚えたんだろう段々質問攻めは無くなった。
だが、それにしても今日はやけに大人しい。横目で隣を見ると案の定コクリ、コクリと船を漕いでいる。週末とあって疲れが出たんだろう。

「おい、寝るなら部屋行けよ」

「うーん」

一応返事はしたが、半分以上寝てる。

「琴子」

「……」

今度は返事はせずにガクッとソファーに倒れ込むように身体を預けて寝息を立て始めた。バレンタインの時も思ったが寝付き良過ぎだろ。

「ったく、信じらんねー」

夏場でTシャツ、短パンで露出は高いのに警戒心なく爆睡されるのも面白くない。

「好きだって事、忘れ過ぎ」

そう呟いて腹いせに鼻を摘んでみたが、「んっ…」と一瞬眉間に皺を寄せただけで、直ぐに口呼吸に切り替えて寝続けやがった。どこまでしたら起きるのか興味はあるがここは実家だと戒め、抱き上げると部屋へと運ぶ為にリビングを後にした。






今回、オマケは前半部分と後半部分のスキマだと思って頂ければ^ ^



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りん
Author: りん
りんと申します。『イ タズ ラな Kiss』に再びハマったら、二次創作小説に出会い感銘を受け、自分でも小説を書きたくなりブログを始めてしまったお調子者です。

コメント(7)

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2017/03/09 (Thu) 09:41

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2017/03/09 (Thu) 13:04

りん

Re: マロン様

コメントありがとうございます^ ^

戦隊モノなど通って来なかったから新商品と言われてもピンと来てない所に、女神が囁きます(笑)
自分には無い視点からイメージ膨らんで行くのかなと^ ^

またまた無防備な琴子に入江くんはうんざりでしょうが(笑)
まだひたすら耐えて貰います(笑)

ヌルっと登場したお方。いつ、どんなシチュで再登場するのか展開お待ち下さい^ ^

オマケも読んで下さりありがとうございます^ ^

ニヤけて頂けましたか(*^^*)観賞会をし続けた一週間にこんな一日があっても良いかなと(笑)
琴子としては自分だけ太るのが嫌で入江くんも巻き込もうとしただけ。
入江くんはその手に乗るかと、出来るもんならやってみろと口を開けたら躊躇無くされてしまいました(笑)
しかも、想像以上に甘美だったようです(笑)

2017/03/09 (Thu) 20:31

りん

Re: りょうママ様

コメントありがとうございます^ ^

戦隊モノを通らずに来たので、自宅に持ち帰ってお勉強です^ ^
そこに琴子も居座り、思いがけず収穫あったようです(*^^*)

謎の美人さん。今後、再登場あると思うのでお待ち下さい。

オマケも読んで下さりありがとうございます^ ^

琴子からの甘い罠。かわすつもりが、まんまとハマってしまいました(笑)

2017/03/09 (Thu) 20:48

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2017/05/01 (Mon) 23:40

りん

Re: 山羊様

コメントありがとうございます^ ^

一気読み派なのにありがとうございます(>_<)なのに、更新が最近停滞していて非常に申し訳ないです(;^_^A
桜草、初めと終わりだけ決めて書き始めてしまったので、途中が詰まってしまうんです…。

山羊様に喜んで頂けて光栄です(笑)原作では絶対あり得ない事が出来るのが二次の醍醐味と根本を覆し入江くんに追い掛けて貰ってます♪
チラリと登場した美人さん。また登場機会もあるので、暫しお待ちを^ ^
コメント、以前の物もまとめて下さって大丈夫ですよ^ ^読んで下さっての事ですから有難い限りです♪

2017/05/02 (Tue) 17:28

りん

Re:ゆの様

初めまして^ ^当サイト見つけて下さり、そしてコメントまでありがとうございます♪

続き気にして下さって嬉しいです(*^^*)展開に悩んで続き止まっておりますが、気長にお待ち頂けたら幸いです。また遊びにいらして下さいね^ ^

2017/07/16 (Sun) 19:40